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DVD・BDデッキの録画番組データ移動!!

作成日:2022.11.20
All written by ©masalifeclub

今まで『ビデオデッキ』から始まり、DVDデッキ、DVD・BDデッキと買い替えてきました。その度に録画してある番組をDVDやBDのディスクに焼いてダビングしてきました(必要最低限のものだけ)。今回も購入から7年が経過し、残りの容量がだいぶ少なくなってきた状態でした。そろそろ買い替え時期かなと考えていたときに、デッキから異音が...。嫌な予感です。

DVD・BDデッキから、再生時・録画時に「ぶーん」という音がし始めました。9年目なのでそろそろ寿命かもしれません。テレビも14年目ということで、「そろそろ買い替えた方が...」という思いもありますが、今回はデッキのみの交換。そこで新しいデッキを購入することにしたのですが、問題はHDDの録画番組。簡単に移動できるものなのかよく分かりません。どうしても消したくないモノもあるので必死に探りました。そこで録画データの移動方法を考えると、選択肢としては...

  • DVDまたはBDにダビングして保存後移動
  • 外付けHDD(ハードディスク)に移動
  • LANケーブルにて移動

の3つが思いつきました。一つずつ検証です。

DVDまたはBDにダビングして保存後移動

旧機器のHDDにある録画番組を一旦DVDまたはBDにダビングして、それを新機器に「引越しダビング」機能を使って移動させるというもの。旧機器からダビングしている間に、新機器に「高速モード」で移動できるので時間の節約にはなると思います。

大量に録画データがある場合には、デイスクの入れ替え頻度も多くなるので煩わしく感じる人もいるかもしれません。それにデイスクにいったん落としてというのが、エラーが出ないかと私的には心配(まぁ大きな問題ではありませんが)。

ただ、ダビングの高速モードであれば、自分のペースで移動作業ができるのでいいかも(旧機器でディスクにダビングしながら新機器にデイスクを入れて移動を繰り返す)。私の場合は500番組くらいは軽く入っていたのでデイスクでの移動には、それこそずっと貼り付いているのも面倒でした。デイスクを入れたり出したりする手間はなるべく省きたい性格です。

外付けHDD(ハードディスク)に移動

外付けHDDを購入して旧機器から録画データを移動させ、後に新機器に移動させるというもの。外付けHDDは、SeeQVault(シーキューボルト)という規格があり、これに対応している録画機ならば、対応の外付けHDDを買ってきてUSBで繋げると移動できます。

SeeQVault対応のレコーダー・外付けHDDに録画保存した番組は、機器をまたいで再生することができるということです(テレビのメーカーは同じ、つまり録画した時のテレビと再生させるテレビが両方ともSeeQVault対応であることが前提条件です)。

因みに今の私のDVD・BDデッキはDMR-SW2000、テレビはTH-20LX80。両方ともパナソニック製。

DVD・BDデッキの後ろにUSBの穴があります。そこに差し込むのですが、手順があります。

  • DVD・BD本体の電源をOFF
  • 外付けHDDをDVD・BD本体に差込み、外付けHDDの電源を入れる
  • DVD・BD本体の電源を入れる
  • DVD・BD本体のリモコンで、ホーム、初期設定、HDD設定、USB-HDD設定、USB-HDD登録
DVDデッキ

これで、接続できるようになります。移動方法は...

  • スタート、残す、詳細ダビング
  • ダビング元:HDD
  • ダビング方向:USB-HDD
  • 録画モード:高速
  • リスト作成で移動したい番組を選択(詳細設定はディスクのときなので不要)

この手順で繋いで、試しに1番組をやってみたら移動に成功!ただ、新機器に、USB-HDD(外付けHDD)を繋げ直したとき中身が消去されないことを確認することが大切。つまり録画用の外付けHDDを購入した方がベターだと思います。

今回は、一応取り外すことにしました。取り外す手順は、DVD・BD本体のリモコンで、ホーム、初期設定、USB-HDDを取り外すという順番。

これは、友人に教えてもらって試してみたのですが、私のデッキ台の狭さゆえに断念しました。デッキ台を買い替えたときには、チャレンジしてみたいところではあります。

LANケーブルにて移動

古くからの付き合いのある「でんきやさん」に、新機器の購入手配のお願いをするのと移動する方法を聞いたところ、やはり...

  • 引っ越しダビングで移動(一旦ディスクに落とし新機器に戻す)
  • 外付けHDDにいったん保存して移動
  • LANケーブルで繋いで移動(これも引っ越しダビング使用)

とのことで、時間的にはディスクの引っ越しダビングの方が早いらしいですが(移動データ量にもよる)、私は何回もやるのが面倒なので、LANケーブルでの移動をお願いしました。LANケーブルの場合は、旧機器と新機器が電源OFF状態が必要。OFF状態とは、コンセントを抜くのではなく電源を切ることなので、時計表示だけが出ていれば、OFF状態となっているとのこと。あと録画予約が入っていると、移動が途中で遮断されてしまうので、時間がかかることは仕方ありません。

つまりLANケーブルをつないで移動設定をしておけば、後は何もやることがなく終わるのを待てばいいだけです。それに、ディスクでの移動や外付けHDDでの移動よりはスムーズに(エラーなく)出来るのでは考えました。録画番組が大量にある場合(2TB目一杯とか)は、LANケーブルでの移動の方がいいかもとも教えてくれました。

LANケーブルで繋いで移動

今日は、LANケーブルを新機器に繋いで録画番組の移動を試みました。新機器はDMR-4T302。

例の「ぶーん」という音を聞いて、電気屋さんが「これはかなり危うい状態で録画データが消えてもおかしくないですね」とのお言葉。うーん、早く移動させなければ...。

  • 新機器とテレビを繋ぎ、新機器と旧機器をLANケーブルで繋いだ。
  • 新機器と旧機器の両方ともに、ネットワーク設定をした(片方だけではダメ)。両機器ともにリモコンで、ホーム、初期設定、ネットワーク設定(入)をする。
  • 旧機器と新機器の電源をOFF状態にする。(時計表示のみが表示されていると、それはOFF状態とのこと。)
  • 新機器のリモコンで、ホーム、全機能、ネットワーク機能を使う、お引越しダビングと進めた。
  • 移動したい番組を選択して、移動の実行をした。

設置に来た電気屋さんもLANケーブルでの移動が初めてだったらしく、専用の問い合わせ窓口に聞きながらやっていました。テレビも10年を越えているので、買い替え時期かもとも言っていた(これはもう少し後で検討)。

移動しているときは、デッキの画面に「DUB」と表示されているとのこと。DUBはダビングのこと。これが消えればダビング終了。これを何度か繰り返して、全番組の移動を完了させたいところだ。私の旧機器に入っている番組は、500を越えていると思うので、長期戦覚悟。今回は、ほぼ2TBマックスの録画データをLANで移動したので一週間はかかりました。LANケーブルでは「高速モード」が使えないため。

10コピーに関してですが、新機器には1回分のみ残り、その1回分を差し引いた残りが旧機器に移動されるのですが、まぁ、そこは仕方がないか...とも思いました。

おわりに

電気機器の寿命はどのくらいなのか。電気屋さん曰く「7~8年」とのこと。それが正解なのかは分かりませんが、今回のようなDVD・BDデッキはファンが休みなく回っているらしいので、消耗品と考えた方が良さそうです。洗濯機や冷蔵庫なども壊れてからでは遅い気がする人、壊れてからでいいと思う人、それぞれだと思います。今回はデータの保存がからんでいたので、壊れてからでは遅いモノの一つといえるのではないでしょうか


★DVD・BDディスクの動画をデッキに戻す!!

自分で撮影した動画や録画した番組をDVD・BDディスクにダビングしたりしていると思います。そして、DVD・BDデッキのHDD(ハードディスク)が一杯になってくると、HDDから泣く泣く削除というカタチになります。もしくは、その時はデイスクに移したから『もういらないや』と言って削除したモノもあるかと思います。

そんなとき、もう一度HDDに戻せたらというのが今回のテーマです。

これができれば、自分の好きな箇所だけを一枚のDVD・BDディスクに集めることが出来ます。まさに「Myディスク」の完成です。HDDに残っている場合には、ディスクにどんどん好きな順番にダビングしていけば問題ありませんので、ここは読み飛ばしてください。

なぜ、これがやりたいのか?

ある歌手の歌唱シーンだけを一枚のデイスクに集めたいという私の気持ちからでした。それまでは、聴きたい曲が入っているDVDデイスクをデッキに入れて...ということを繰り返して観ていました。それでもいいのですが、なにせ面倒な気がしていました、一気に聴きたい曲をばーっと観る方法を探し出しました。

録画・撮影したディスクの中身をUSBメモリーへ

  • まずは、パソコンにディスクを挿入して再生します。
  • Win10ではメディアプレーヤーが起動します。
  • 再生ボタンまたは早送りボテンで抽出したい場面の直前まで進めます。
  • スタートメニューから、Xbox Game Barをクリックします(又はWindowsキー+G)。
  • 次に「キャプチャ」の再生ボタン(●)をクリックします。
再生ボタン
  • 動画再生をスタートします。
  • 終了させたい場面で「キャプチャ」の停止ボタン(■)をクリックします。
停止ボタン
  • 次に、エクスプローラー(又はPCのアイコンをクリック)の「ビデオ」をクリックします。
  • するとその中に、いま録画したモノが「mp4」ファイル形式で保存されています。
  • 大体2時間くらいは録画できますが、「もっと」という場合は設定の変更が必要です(スタート➝設定→ゲーム➝キャプチャ➝これを記録:記録の最大長の所を変更します)。
時間設定変更
  • パソコンにUSBメモリーを差し込みます。
  • その録画ファイルをUSBメモリーに移動またはコピーします。

そうすると、USBメモリーに録画・撮影した動画が移動します。

USBメモリーをDVD・BDデッキのHDDへ

  • そのUSBメモリーをDVD・BDデッキへ差し込みます(機器の前面にある場合が多い)。
  • 次にリモコンで、DVD・BDデッキの詳細ダビングを選択します。
  • ダビング元をUSB-HDDにし、ダビング先をHDDにします。
  • ダビング開始ボタンを押します。

そうすると、DVD・BDデッキのHDDへ録画・撮影した動画が移動します。

デッキのHDDからDVD・BDディスクへ移動

  • ダビングしたいディスクをDVD・BDデッキに入れます。

あとは、通常通りのダビング方法でディスクにダビングするイメージです。これを何回か繰り返せば、自分だけのオリジナルなディスクが完成します。著作権法を守りながら、自分の楽しみの為だけに使用する方法ですね(少々画質が落ちるのが難点。標準DRモードで録画したモノはそれ以下の画質に落ちるということです)。

まとめ...

HDDの容量も時代とともに大きくなってきています。2TB、3TB、4TBくらいは当たり前で、どんどん録画番組がたまってきます。無尽蔵でないHDDですから、機器の買い替え時には「どうしても移動させたい」ということもあると思います。デイスクに焼くのが一番手っ取り早いですが、HDDにも残しておきたいモノも当然出てくるのではないでしょうか。そんな時の方法を書いてきたつもりですが、上述したように、外付けHDDなどの活用も役立つ方法かと思います。自分に合った保存方法を見つけておきたいものですね(私のお薦めはLANケーブル)。

最後にテレビですが、やはり新しいモノに買い替えた方がいいようです。部屋にWi-Fiの環境があれば、今のテレビのリモコンの「ネット」ボタンを押すとネットに繋がるようです。要はケーブルなどは必要なし。私の場合はだいぶ時代に遅れているんだなぁと実感しました。近いうちに買い替えようと思います。今使用しているテレビは『TH-20LX80』で10年以上も前のモノでした...。

2023.2にパナソニックからBlu-rayディスクの生産終了のニュースを見ました。同じメーカー同士の方が相性が良く、ダビング失敗も少ないので少なからずショックです。ですから他のメーカーのディスクを買うしかありませんが...。その背景を想像するに、録画番組をディスクにダビングして保管するという傾向が減っているのなと思います。今では配信系の動画がパソコン等で観れますし、そうした文化的変化も関係しているのかも。そうなると、今回の番組データの移動は不必要になるわけですが、ただ私のような一定数の人たちは、デイスクに残すことを続けるとも思っています。


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2010年発売。この番組への出演回数も非常に多いと思います。同系列局の特番の映像も収録されており豪華。当時の多様なシンガーソングライター陣による楽曲は、魅力的です。しなやかさと凄みとを兼ね備えた、まさに傑出したシンガー。セットや振り付け、豪華な衣装でも楽しませてくれていました。一人の女性の、いや人としての成長していく姿は、魅力に溢れています。秀逸なカメラワークも見逃せない。歌唱する楽曲と常に真剣勝負。珠玉の名盤。

この中から一曲を味わう。

1984年のシングル曲。シンガーソングライターによる楽曲がとても多いですが、これもその一つ。低音域のしっかりした歌唱、声の強弱も自在に操る才能、これらは最大の魅力のひとつだと思っています。そして柔らかさ、しなやかさ、強さを兼ね備えたバフォーマンスは、歌手というジャンルを超えて表現者。アレンジがまたカッコいい。ビブラートのキレイな伸びは既に完成されている感じ。サビへ向けての疾走感溢れるテンポアップが洒脱。ポニーテールがよく似合う。80年代歌謡を語るとき、絶対的に必要なシンガー。