ネット証券に口座を開いてみた...
~初心者には使いやすい機能満載!~
15年ほど前でしょうか。投資に興味が出てきて、ネット専業の証券会社に口座を開設したのは。当時買った雑誌には、7社ほどの比較表が掲載されており、読んでみたものの、正直あまり分かりませんでした。
その中の一つに、松井証券があり、"堅そうだなぁ"というイメージと、その本の株式売買の手順例として、ここの画面を使い説明されていたことも決めた要因だったと思います。
株式の売買について勉強しつつ、当時は銘柄(=会社)を絞って収益率などを考慮しながら売買をしていました。チャートのローソク足や移動平均線などの知識は、少しずつ理解していったと思います。
その後、他のネット証券にも口座を開設し運用していました。収支については、私自身の"チカラ"によるものが、良くも悪くも影響するのでしょうから、そこでの比較はしません。
進化を続ける...使いやすさ
松井証券の特徴として感じるのは、何より発注画面やチャートも含めてとても見やすいということです。視覚的にパッと理解できるのが、私には合っていたのだと思います。
IT化が物凄いスピードで進化していく中で、各種ツールもそれに対応すべく開発を惜しまない姿勢にも好感を持っています。書類等の各種電子化も、比較的迅速な対応だった記憶があります。
続いて、投資信託(以下投信)を始めました。
これは、並行して、金融機関や実店舗を持つ証券会社などでも運用していたのですが、引っ切り無しに掛かってくる電話に辟易していました。自分でコツコツ静かに運用したい私のような人には、ネット証券は向いてたのかもしれません。
投資信託の利益のタイプとして『普通分配金』『分配金再投資』があります。『普通配当金』は、ファンドの運用益から出されるものですが、注意したいのは運用益が出なくても元本から取り崩して出す『特別分配金』。一見、配当金を貰えるから良いようですが、実際は元本が減っているということです。『分配金再投資』は、分配金を貰わずにその分を再度投資に回すことです。そうすることで、投資商品の「基準価額」との差益を目指すもの。どちらを選択するかは、人それぞれかと思います。
電話の煩わしさがない...静かに運用できる
この投信の画面が、また見やすく視覚的にダイレクトに入ってくるのが分かりやすいと思っています。また、ポートフォリオ機能やその他のツールも充実しており、一度触ると、その利便性をすぐに体感できる感じ(投信工房というネーミングです)。また、「投信毎現金還元サービス」は魅力的。
※
また、2022年2月28日から『松井証券 米国株サービス』がリリースされ、米国株の売買を夜中にもできるサービスが開始されます。
老舗の証券会社でありながら、先を見越してのネット専業への業態変換は、なかなかのものだと思っています。100円から始められる投信もユーザーにとって使いやすいと思います。リスクの分散と長期的運用といった適切な運用により、今後の生活設計に"蓄え"を組み込むことも可能となってきます。
今も複数の証券会社の口座で運用していますが、口座開設以来トラブルや不満などはなく使わせてもらっています。電話がかかってきたことも、ただの一度もありません。
私的投資の心構え
当然、投資にはリスクがつきものです。
ですから、余裕資金で運用すること、生活資金には絶対に手を付けないことが最も大切だと思っています。また、一つに集中するのではなく、リスクを考慮しての分散投資は大切な要素かと思います。
私の資産管理の分類方法(皆さん、実践されているでしょうが...笑)。
- 流動性資金(元本保証あり:普通預金など)
- 安定性資金(元本保証あり:定期預金、個人向け国債など)
- 安定性資金(元本保証なし:公社債投信など)
- 収益性資金(元本保証なし:株式、債券、投信、外貨預金、FXなど)
こんな分類をしています。余裕資金で運用することが私のテーマですから。
松井証券の口座開設の流れ
すべてWEB上で手続きを完了することができます(もちろん書類での手続きも可能)。
- ホームページのトップ画面から「口座開設」をクリック
- 個人のお客様のところの、「個人口座開設(無料)」をクリック
ここで、web上での申込か、書類での申込かを選択できます。web上での申込をしてみましょう。
- STEP1「お申し込み方法の選択」で、「オンラインで申し込む」をクリック
- STEP2「個人情報入力」で、該当箇所を入力
- STEP3「職業・内部者情報入力」で、必要事項を入力➝次の画面に進む
- STEP4「お取引情報の入力」で、必要事項を入力
- STEP5「入力情報の確認」で、入力ミス・漏れがないかチェック
- STEP6「確認書類のアップロード」で、身分証明書(運転免許証等)と(①マイナンバーカードか、②マイナンバー通知カードか、③マイナンバーが記載されている住民票の写し)を、画像撮影しアップロードします(撮影後に「撮影/アップロードする」ボタンを押します)。その後、口座開設を申込むボタンをクリック
- STEP7「お手続き完了」です。
後日、口座開設のお知らせが転送不要・簡易書留郵便で届きます。受け取ったその日から利用開始が可能となります。
2022.03.26より、スマホによる口座開設(最短即日)のためのアプリ『eKYC』が導入され、その利便性がより効果的になっています。
NISA枠を他の証券会社から松井証券に移管
松井証券をメインに使い出した際に、NISA枠は他の証券会社にありました。そこで、松井証券に移管するための手続きを行うことにしました。
- 証券会社のNISA専用ダイヤルに電話したところ、明後日着で手続き書類を送ってくるとのこと
- 証券会社から書類が届いたので返送した
- 証券会社から非課税口座廃止通知書届いた
これで、NISA枠のあった証券会社の手続は完了。ここからは松井証券のPCサイトでの手続き。松井証券にNISA口座開設申込書を請求するために...
- 各種口座開設状況メニューでNISA口座を開設するにする➝次へをクリック
- 登録情報確認画面で、申込するをクリック➝承諾するをクリック
- また、口座開設状況で、金融機関変更・再開設(他社➝当社)にチェック
- 勘定設定(取引種類)で、非課税管理勘定(NISA)にチェック➝次へをクリック
- 約款の承諾画面で、『口座開設を申込みます』にチェックを入れて申込確認をクリック➝申込するをクリック
【各種口座開設状況】画面-「NISA口座」欄が「開設中」になっています。
- 自宅住所宛てに、「NISA口座開設申込書(非課税口座開設届出書)」が届いた
- マイナンバー登録済みなので、必要書類は、非課税口座開設届出書と非課税口座廃止通知書と本人確認書類を送付した(運転免許証にした)
- 手続きが行われ(証券会社から税務署とのやりとり)た後に、【各種口座開設状況】画面で「NISA口座」欄が「開設済」と表示されます
- 松井証券から開設済みのメールが来た
ログインしても「NISA」区分が出ないので、余力情報を確認すると、1/5から利用可能額が表示されていた。つまり1/5からNISA枠の仕様が可能だということです。
NISA枠については、2022年に政府の発表があったように限度額等の見直しが入りました。私としては内容的には満足していませんが、方向性はある程度納得しています。ですから、NISA枠と通常とを併用しながらの運用になると思います。
他のネット証券
使いやすいその他のネット証券もたくさんあると思います。またネット銀行も今では数多くあります。ですから、同様に手続きなどが全て家に居ながら完結できることが最大のメリットだと思います。電話でのやりとりは滅多になく、メールやホームページ上で行えるということ。ですから、情報伝達の速さも特徴の一つでしょう。口座を開く開かないに関わらず、自らの目で比較検討する"チカラ"を養いたいと思っています。
現在では、私が始めた当時より遥かに多いネット証券会社があります。充分に比較検討し、自分なりの判断をすることが大切だと思います。-(終)-
『2021年の投資損益』
投資信託の4銘柄に「ドルコスト平均法」にて定期的に買い付けを実施。新型コロナ禍、ウクライナ情勢、2022年の米ドル利上げなど不安要素が多くある中で、躊躇しそうになることも多かった一年。
利益確定分:約+1.5M
『2022年の投資損益』
2022年も、コロナ禍、ウクライナ情勢、米ドルの複数回利上げ、円安など、激動の一年になりました。
利益確定分:約+0.8M
『2023年の投資損益』
2023年も、米ドルの複数回利上げ、円安など為替の変動などがありました。為替差益も出しました。
利益確定分:約+1.2M
- SINGLE HISTORY II 1983-1986(紙ジャケット仕様) (THE ALFEE)
1994年のベストアルバム。15作目から24作目までのシングル曲とカップリング曲、全20曲を収録。通して聴くと爽快の一言。耳馴染みが無くともカップリング楽曲も、その完成度の高さを実感できると思います。世の中に広く知られてからのシングル曲のオンパレードは圧巻。キャリアが長いので、印象深い年代は人それぞれかと思います。このシリーズは第3弾まで出ていますが、私としてはこの第2弾が珠玉の一枚。
1983年のシングル曲。この楽曲のヒットから快進撃が始まったと思っています。イントロの重厚なアレンジは迫力があり、途中からのテンポアップが疾走感を生み、ラストのサビへと繋がるメロディーライン展開がキレイで洒脱。忘れられない一曲。
少年スポーツクラブの旅行で一人一曲、夕食後に歌うことになっていました。記憶では、レコード店でこの楽曲のカラオケ用カセットテープを買ったと思います。旅行までの間、歌詞カードを見ながら家で練習。当日は、お座敷の前に出ていき、冷や汗をかきながらマイクを握った思い出。人生初カラオケとなった忘れられない一曲。