昭和から現在までの楽曲から、150曲を厳選した『私の青春プレイリスト』です(感想談付き)。
わたしの青春プレイリスト150曲!! part2
- Every Best Single+3 (Every Little Thing)
1999年のベストアルバム。シングル曲を中心に全15曲収録。初期のヒットシングル曲のオンパレードは壮観。アレンジのキレも素晴らしい。ボーカルのクリアなハイトーンボイスが耳に心地よく響いてきます。勢いを存分に感じる一枚。
1997年のシングル曲。サウンドアレンジがとにかくお洒落で、爽快感を感じさせてくれるナンバーだと思います。透明感のある伸びやかな歌声は耳に残りやすく、聴いていて気持ちがいいことこの上ないです。
気持ちを持っていかれた頃の真夏の海の記憶。そしてそれは、"ときめき"以外の何物でもなかった。"海に行こうよ!"と言ってきた輝く熱い眼差し。私の思い出の一曲。歌詞にも大いに共感。
2018年に全国ツアーが行われ、その追加公演として翌年にツアーが行われました。そのライブ映像作品。2019年に発売。2019年6月のさいたまスーパーアリーナ公演の模様が収められています。お馴染みの"ご当地紀行"もあります。名曲のオンパレードで息つく暇を与えずに歌い切っています。疾走感ある曲からバラードまで幅広く堪能しました。これまでライブの映像化は4作品ですが、一番新しい作品です。既に定番となっている"花道"も走りまわり、エネルギッシュな姿がそこにあります。
1991年のソロ通算16作目のシングル曲。ドラマ主題曲。イントロのキーボードから一気に惹き込まれました。テンポが速い楽曲なので、会場も自然と盛り上がってきます。安定して高音を歌唱し続ける力量はさすがの一言。突き抜けるようなハイトーンが響き渡っています。サックスのアレンジが洒脱。
- BOSSA (加藤いづみ)
1996年のオリジナルアルバム。ポップ系からバラードまで幅広いテイストの楽曲が収められています。たしかな歌唱力を持つ実力派。その魅力を余すところなく感じることができる一枚。
- 涙なんていらない
しんみりとしたバラード系の楽曲の歌唱も似合いますが、ポップ系の明るい楽曲も魅力的。風のように軽やかにsweetな歌声が音符の上をスキップしている感じ。たまらない。ギターアレンジのシンプルさが歌声を際立たせています。
1984年のシングル曲。アルバム「The Best Year of My Life」収録。イントロのエレキアレンジは既にバンドの世界が始まっています。4人になってからの楽曲の中で最も好きな楽曲です。当時の歌詞本の音符とにらめっこしてピアニカでチャレンジしていた記憶。サビの突き抜けるような硬質なハイトーンはまさに真骨頂。全体的なアレンジワークも冴え渡っています。名盤
1999年のベストアルバム。ライブバージョンを含めてシングル26曲を収録。パンチの効いたパワフルな歌声に魅了された人は多いと思います。CMソングやタイアップ曲などを聴くと、当時の映像が頭の中に蘇ってくる感じ。歌唱力の高さに脱帽。
- 熱くなれ
1996年のシングル曲。1996年のオリンピックテーマ曲。イントロから流れるような疾走感あるメロディーラインは血がたぎってくる感じ。華やかなアレンジに乗せた突き抜けるようなハイトーンが鮮やかです。長めの高音域を安定した歌唱で引っ張っています。最初と最後のフレーズが強烈かつ印象的。
- ALL TIME BEST (安全地帯)
2017年のベストアルバム。シングル曲を全30曲収録。ロックもバラードも独特な色合いを放っていて、その魅力は多彩です。ボーカルの歌声の艶っぽさもその魅力を増大させており、まさに圧巻の一枚。
1984年のシングル曲。歌声は情感に溢れて色気があり、何とも言えず魅力的です。どこか哀愁を帯びたメロディーと歌詞が見事にリンク。静かな始まりから徐々に盛り上がっていく旋律ラインは卓越したものを感じさせます。メロディーメーカーとしての才能も遺憾なく発揮されている名曲。
クラスの席替えで隣になったときのドキドキ感とリンクしている記憶。いつの、どんな時代も、思い出と楽曲は紐づいている。その楽曲を聴くと、当時の風景や感情が瞬時に蘇ってくるのだ。音楽の素晴らしいところ。そう、写真ではない、もう一つのアルバムそのもの。
- 30周年記念ベスト~テーマ・ソングス~ (稲垣潤一)
2011年のベストアルバム。ヒットシングル曲のオンパレードの一枚。CM、テレビなど多方面のメディアのタイアップ作品で固められており、一度はどこかで耳にしたことがある楽曲ばかり。これだけ起用されるということは、楽曲のクオリティの高さとともに、シンガーとしての確かな実力が認知されている証だと思います。個性的で魅力的な歌声は心に残り、幸せになれる一枚。
1987年のシングル曲。飲料メーカーのCMソング。爽やかなメロディーとサビのインパクトが際立っています。個性的なハイトーンは、甘さも感じ聴きやすく素敵です。ポップなキラキラ感を醸し出すアレンジが格好いい。夏のお洒落なテイストを感じます。
当時は斬新なドラムボーカルというスタイル。サッカーの試合(午前と午後の試合の間にお昼ごはんtime)には、必ずコンビニで、おにぎりと"このCMの"飲料水を買って持って行っていました。なので日曜のお昼の記憶とリンク。サビの歌詞を聴いたときは、子供ながらに「何故せいこさんという人が輝いているの?」と不思議に思ったのを覚えています。
- ザ・プレミアムベスト 大橋純子(SHM-CD) (大橋純子)
2009年のベストアルバム。シングル曲を全16曲収録。聴いていて飽きるということは皆無です。どの楽曲も素晴らしいのですが、それ以上に、"たしかな歌唱力をもったシンガーだからこそ"という感じがします。無尽蔵な声量に惚れ惚れ。"大人"の歌唱がたっぷりです。
1981年のシングル曲。ゆっくりと始まる旋律に惹き込まれます。サビからのハイトーンを効かせた大きな展開がこの楽曲の世界観を作り出している気がしてならない。大人の本格派シンガーとしての力量を存分に発揮していて、表現力・歌唱力・声量ともに無尽蔵な感があります。大好きな一曲。
- つぼみ (Aqua Timez)
2012年のシングル曲。ドラマ主題曲。ストーリーに寄り添ったかのような歌詞と言葉の数々。親しい人を失った際の、鬼籍に入った側からの主人公の想い。同じような経験をした直後に聴いたので、この楽曲が流れると今でも涙を止めることができない。決して悲壮感漂うことのないメロディーラインとアレンジが前を向いて行こうというメッセージを増幅させています。とても大好きな良い曲です。
1991年のベストアルバム。シングル両面あわせて15曲を収録。まさにベスト版であり、あの名曲たちも、別バージョンで登場という贅沢。高音を、軽々と伸びやかに発する澄み切った歌声は、まさに希少。どこか上品さを失わず、楽し気でもある。メロディーメーカーとしても多才な面を持ったアーティストで、大好きです。
1988年のシングル曲。航空会社のCMでした。雲一つない青空のイメージ。サビ前の転調から一気に高音域へ突入し、伸びやかなハイトーンを響かせるこのメロディーラインが大好きです。間奏のエレキがキレイに聴こえてきます。爽やかさ全開の一曲。
私の青春は、これらの楽曲抜きには語ることができない。それほど影響を受け、その楽曲たちとともに青春を過ごしてきたのだ。レコードではなく、初めて買ったCDもソロデビュー曲だった。私の音楽の好みのテイストに、深く強く影響を与えてくれたと思う。
歌番組では、たくさんのTシャツをバックに、ピンク系のジャケット姿が映えていました。親に懇願していた"ステレオ"が来たのはこの時でした。大興奮。
- I LOVE YOU -now & forever- (桑田佳祐)
2012年のベストアルバム。シングル曲を中心に、アルバム収録曲、メディアタイアップ曲など全30曲を収録。1曲目から怒涛の名曲が続いて、あっという間に聴き終えてしまいます。どの楽曲もオリジナリティのテイストに貫かれていますが、それぞれの楽曲を様々な色合いに染め上げていく才能は、もはや芸術的とさえ感じる、そんな一枚。
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Kissin' Christmas(クリスマスだからじゃない)
(桑田佳祐&His Friends)
2012年の当アルバム収録曲。ベースは、1986年、87年の2回放送された音楽番組の最後に、出演者全員で歌唱した楽曲。豪華なシンガーたちの輝いている笑顔が忘れられない。放送音源そのものではない収録だと思いますが、歌詞もメロディーも素敵の一言。とにかく、このメロディーが音源化されたことが嬉しくて堪らない。作詞は、一緒に出演していたあの女性シンガーソングライター。忘れられない一曲。
この番組をビデオテープで録画しながら、テレビの前にラジカセを置いてカセットテープに録音していました。その後何回も聴いていた記憶があります。当時は英語がよく分からず、私は、サビ部分を"拍手"と歌っていたと思います(苦笑)。出演メンバーが豪華で錚々たるメンバー。とにかくお気に入りの楽曲。
- SINGLE COLLECTION (広瀬香美)
2011年のベストアルバム。シングル曲をメインに全29曲を収録。スキー用品のCMで立て続けに流れていたからか、私の中では"季節のイメージ"とリンクしているシンガーソングライター。しかし、楽曲全体を聴くとそれは一部にしか過ぎないことが分かります。ポップスからバラードまで、歌詞もメロディーも振り幅が広く、そのセンスと才能は無尽蔵。キャッチーなサビもメロディメーカーとしての本領を遺憾なく発揮していると感じます。
1996年のシングル曲。ラブバラードの傑作だと思っていますが、アレンジワークもクリスマスの夜の雰囲気を存分に感じさせます。歌詞とメロディーが音符の上を綺麗に歩いている感じ。サビからの広がりを見せる大きな展開、主人公の素直な心情の歌詞、どこかクリスマスのトキメキ感を覚えずにはいられません。高音域の伸びやかな歌声に聴き惚れました。
クリスマスに観覧車に乗った。対面に座った。まっすぐ見つめる視線にドキッとしたことが懐かしい。高所恐怖症の私には、二重に"ドキドキ"な時間でした。その後ふたりで夜の街をあてどもなく歩き続け、翌日は"私だけ"39度の高熱というほろ苦い記憶。
- Expressions (竹内まりや)
2008年のベストアルバム。シングル曲、アルバム収録曲、他のアーティスのカバー曲、セルフカバー曲、などなど全42曲を収録。初期の作詞作曲家による楽曲も新鮮ですし、後のシンガーソングライターとしての楽曲も、その才能の豊かさを感じることができます。確かな歌唱力とメロディメーカーとしての傑出した感性が満載。圧巻の名盤。また、ブックレット中の自作品の解説文は読み応えがあり、初めて知ることばかりでした。貴重。
1989年のシングル曲。2時間サスペンスドラマの主題曲。エンデイングテーマとして流れていました。マイナー調のこの楽曲はどこか切なげな雰囲気で、このドラマのエンデイングにとても合っている感じ。サビでの美しくもまろやかなハイトーンは耳に心地よく響いてきます。一定のリズムを刻むアレンジが秀逸で、私の耳はその音色を忘れない。
毎週のように観ていた2時間ドラマ。推理小説に"はまり始めていた"私は、そのストーリー展開を推理しながら楽しんでいたのを覚えています。ですから、ほぼこのドラマの主題曲は歌えてしまう恐ろしさ。今ではこうした形態のドラマが少なくなっていて、とても残念に思っています。
- ラストダンス (五木ひろし & 坂本冬美)
2018年のシングル曲。作詞作曲はあの人気バンドのリーダー。演歌ではないポップなデュエットソングに仕上がっています。安定した歌唱と見事な掛け合いは、楽曲の魅力をさらに一段上へと導いているよう。お洒落で艶のある楽曲だと思います。大好きな一枚。
初披露した歌番組でのダンスが忘れられません。サビ前の仕草とラストの決めポーズがハマっています。貫禄十分な、お二人の"艶やかさ"が滲み出ているようでした。一瞬のミスから立て直す力量は流石の一言。
- 坂道を上って (小田和正)
2018年のシングル曲(4曲入り)。映画の主題曲。流れるようなメロディーラインとシンプルなアレンジ。サビからの硬質なハイトーンが美しい。ストリングスとの調和も見事。優しさと芯を貫く硬質さがミックスされている気がします。また歌声の強弱のメリハリが際立っていていい。転調からのサビへの展開は、耳に心地よく妙に新鮮に感じます。
次は、第3弾です。